遺された家を、片づける。さつきの遺品整理の記録
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103歳の祖母を片づける / 実録 02

家に入って5秒で「一人では無理」と思った

家に入って、すぐに「これは一人では無理だ」と感じました。目の前にあったのは、一軒の家に残された大量の物でした。

見出しの「5秒」は、入ってすぐに感じたことを表す言い方です。経過時間を計測した記録ではありません。

数が多いだけではなかった

着物は約50枚。アクセサリーや宝飾品類は数百点。長く保管され、埃をかぶっている物も多くありました。

一つずつ見ていく必要がある物と、そもそも簡単に動かせない物が同じ家にありました。量の多さだけでなく、物ごとに違う判断が必要になることも、難しさにつながっていました。

家族がいれば、何でもできるわけではない

家には大型の昭和の婚礼箪笥がありました。大人が複数人いても、簡単には動かせませんでした。片づける人が増えれば、すべて解決するというものでもありませんでした。

家族だけで片づけ続けることに、私は限界を感じました。専門業者に見積もりを取り、依頼したのも、そのためです。

ここから考えたいこと

以下は実施済みの作業記録ではなく、これから整理する人へのヒントです。全部を一度に片づける前に、「判断すること」と「運ぶこと」を分けてみると、相談したい範囲が見えやすくなります。

  • 残したい物や、家族に確認したい物は何か。
  • 一人で扱えない家具や、量の多い場所はどこか。
  • 自分たちで進める範囲と、見積もりを取りたい範囲はどこか。