遺品整理業者を頼む
遺品整理の追加料金は、どんなときに言われるのか
遺品整理の見積もりを取るとき、いちばん気になるのは「あとから高くならないか」でした。公的機関が公表している相談事例から、追加料金の言われ方と、契約前に確認したいことを整理します。
公的機関に出ている相談事例
国民生活センターが2025年10月30日に出した情報には、亡くなった父親の遺品整理を依頼した60歳代の人の事例があります。最初は約20万円と聞いていたのに、作業後に30万円と言われ、見積書ももらっていなかった、という内容です。
同じ情報に、大切な書類は残す約束だったのに、アルバムなどが処分されてしまい、すでに処理場に運ばれていて取り戻せなかった、という事例も出ています。
神奈川県の注意情報には、見積額が34万円だったのに、作業後の請求書でごみ処理などの名目で12万円が上乗せされていた、という事例が出ています。作業当日に高額な追加料金を言われた例や、解約を申し出たら高額な解約料を求められた例もある、と書かれています。
どれも、相談として公表された事例です。事業者の名前や、実際に何があったかの細かいところまでは分かりません。
公的機関が勧めている確認
- 複数の事業者から見積もりを取り、作業内容と料金を比べる。
- 契約のときに、作業日、具体的な作業内容、料金、支払方法、解約料を確認する。
- 作業のときに追加料金を請求されることもあるため、追加になる場合を事前に確認する。
- 残す物と処分する物を、はっきり分けておく。作業にはできるだけ立ち会う。
- 困ったときは、自治体の消費生活センターか、消費者ホットライン188(いやや!)に早めに相談する。
出典:国民生活センター 見守り新鮮情報 第525号(2025年10月30日)、かながわ消費生活注意・警戒情報 第83号(2025年10月更新)。
見積もりのときに、聞いておきたいこと
以下は、私の実施済みの記録ではなく、見積もりを取る人へのヒントです。
- 見積額に含まれる作業と、含まれない作業は、どこまでか。
- 当日、物が見積もりより多かったとき、追加になるのか。なるなら、どんな基準か。
- 追加になりそうなときは、作業の前に連絡してもらえるのか。
- 見積書は、書面かメールで残してもらえるか。
- 解約やキャンセルのときの費用は、いつから、いくらか。
見積もり前にまとめておきたいことは「遺品整理の見積もりを取る前に確認したいこと」に、会社を比べるときの見方は「複数の遺品整理業者を比較するときに見るところ」に書いています。
私の場合
私は、見積もりを3社に取りました。3社とも、家に来てもらいました。説明の仕方は、会社によって違いました。
金額と会社名は、このサイトには載せていません。見積もりを取ったときのことは、「遺品整理の見積もりを3社に取った」に書いています。
よくある質問
Q. 追加料金は、必ず言われるものですか。
A. 公表資料から言えるのは、そうした相談が出ている、ということまでです。必ず言われるわけではありません。だから契約の前に、追加になる場合を聞いておくことが勧められています。
Q. 困ったときは、どこに相談しますか。
A. 消費者ホットライン188(いやや!)です。お住まいの自治体の消費生活センターにつながります。
確認日:2026年11月1日。公表資料は、その後に更新されることがあります。